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【  2013年04月  】 

エピローグ

奇跡の刻

2013.04.12 (Fri)

 カーテン越しにもさんさんと日の光が部屋を満たし、瞼を閉じていてさえ光は容赦なく瞳を射す。重い瞼をゆっくり開けて聖は、目を何度かしばたいた。ゆっくり身体を起こし、壁にかかる時計を見上げた。針はすでに十一時を回っており、ぼんやりとした頭の中に現実がしみてくる。「うそだろ」呟き、慌ててベッドから降りて自分が裸だということに気付いた。慌てて服をかき集め、身につける。昨夜のことが脳裏に甦りそうになるのをでき...全文を読む

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あらすじ(完結済み)

冬―始まり

2013.04.12 (Fri)

 雪がちらつく冬の夜、報われない心を持て余し傷ついて冷え切っていた美玖(よしひさ)の部屋への突然の来訪者は、専属契約の相手であった一條だった。身体だけの関係に嫌気がさして、契約を破棄したはずが、「俺は合意していない」と一條は美玖に迫る。「温めてやる」。それは身体だけの関係かそれとも愛か。寒い冬を温かくする恋話。冬から始まり季節を巡ります。...全文を読む

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前編

冬―始まり

2013.04.12 (Fri)

 胸の前で腕を組んで、美玖(よしひさ)はふるりと身体を震わせた。今年の冬はやけに底冷えがひどくて、こうして窓の前にたつとガラスから寒さが染みだしてくる気がする。部屋に一つきりのエアコンは、ボーボーと音をたてながら、温(ぬる)い風を送り出しているが、部屋の温度はあまり上がった気がしない。築30年以上も経った古い団地で隙間が多いからなのか、それともエアコンが古くてぼろだからだろうか。美玖の目の前のガラス窓...全文を読む

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中編

冬―始まり

2013.04.12 (Fri)

 「あの夜、おまえが何度も通りを行き来しているのを見ていた」「なっ…なんで」一條の話が、身を売る決意をして通りを歩いていた時だと気付く。ずっと、あの壁に寄りかかって自分を見ていたのかと、美玖は恥ずかしさに頬に熱が上がるのを自覚した。「あの辺は俺のテリトリーだ。そんなところで未成年に、それも高校生に商売されて、問題を引き起こされたら厄介だからな」「そ、それって」あの辺を取り仕切っているんだろうか。ショ...全文を読む

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後編

冬―始まり

2013.04.12 (Fri)

 「んっ……はぁ……んっ」甘い声が口から出て、背がしなる。「仕切り直しは無理かもしれない」告げられると足を抱えあげられた。両足の間に一條が身体を入れ、すべてをさらすような恰好をさせられる。すでに形をなして天井を差す美玖自身は、先端に小さな滴をうんでいる。恥ずかしくてかっと頬に朱が走るが、期待に鼓動を早くしたのも事実だ。足を美玖の胸に押し付けて、一條は、蜜を浮かべた美玖自身を口に含んだ。「あぁっ……んっ……」...全文を読む

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プロフィール

水梨 なみ

Author:水梨 なみ
こんにちは。
水梨なみ(みずなし なみ)です。
BL大好きな物書きです。
いろいろ書き溜めたので、ここにアップしていくことにしました。
メンズラブ、ボーイズラブで、現代もの、ファンタジーといろいろです。
全て性描写を含みますので、そういうのが苦手な方、18歳未満の方は回れ右でお願いします。
それでもOK。大好物というかたはぜひ、水梨ワールドをを楽しんでいってくださると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

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