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【  2014年01月  】 

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あけましておめでとうございます

雑記

2014.01.01 (Wed)

 みなさま、明けましておめでとうございます。昨年は、たくさんの方にこのサイトにおいでいただき、ありがとうございました。本年も完結していないものは続きを、さらに新作をと頑張って執筆していくつもりです。紆余曲折を経ながらも、幸せでいちゃいちゃなカプを増やしますね。応援していただけると励みなりますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。皆様におかれましても、幸多い一年になりますように。本年もよろしくお願いい...全文を読む

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第11章 決意(1)

煉獄の恋

2014.01.04 (Sat)

 周りが雪景色になっても神栖は車を止めない。高速を降りてずいぶん走った。幸いここ何日かは雪がないのだろう。道路には雪はほとんどない。しかし、路肩には雪がかなり積もっていた。こんなに大量の雪を見たのは久しぶりだと聖は思った。車はひた走る。決死の覚悟で神栖の元へ来たというのに、話も途中だというのに神栖は自分をどうするつもりなのだろうか。いつものことだが、聖には神栖の行動がさっぱり読めないし、わからない。...全文を読む

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第11章 決意(2)

煉獄の恋

2014.01.07 (Tue)

 意識が浮上し、覚醒を意識した。ゆっくりと瞳をあけて見慣れない部屋の様子に何度か瞬きを繰り返す。ここはどこだろうと部屋を見渡すが覚えがない。「代休だけだってかなり溜っているだろう」薄く開いた扉の向こうから、低くて耳に甘く響く声がする。「神栖さん……」俺、まだ夢を見ているのか。目が覚めて神栖の声が聞けるなんてと、天井を見つめて、聖は幸せな夢だと思った。夢なら覚めないでともう一度、瞳を閉じる。「だから、一...全文を読む

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第12章 失恋

煉獄の恋

2014.01.07 (Tue)

 自分のベッドに寝転がって、岸は盛大な溜息をついた。枕元の窓からは淡い光がさしこんで、遅い朝であることを知らしめている。日曜日だからか、階下からは、年の離れた弟たちがもめている声が聞こえている。岸は手に握った携帯電話を目の前にかざして、何度見ても変わらない文面のメールを読み返した。『体調不良でしばらく実家に帰る』発信者は聖だ。たった一行のメールにもう何度目になるかわからない溜息が洩れる。完全に拒絶さ...全文を読む

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第13章 休暇

煉獄の恋

2014.01.11 (Sat)

 「なにやってるんだ」書斎から出てきた神栖は、キッチンに立った聖を見て驚いた声を上げた。吉井に休暇宣言をしたものの、メールチェックとたまに鳴る吉井からの電話からは逃れられないらしく、神栖は時折書斎にこもって仕事をしている。買い物に行ったり、周りをドライブしたのも楽しかったが、聖は神栖が仕事をしている間に、リビングのソファで本を読んだり、ネットで調べ物をしたりして過ごす時間も気に入っている。好きな人と...全文を読む

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第14章 休暇最後の夜(1)

煉獄の恋

2014.01.13 (Mon)

 神栖が寝室に入ると聖は窓に立って外を眺めていた。ここに来てから、聖はよくそうやって窓の外を見ている。「また、雪を見ているのか」後ろから声を掛けても振り向かずに、聖は空を見上げた。「雪が、降ってきた」その声に聖に近づくが、神栖からは窓に映る聖しか見えない。「明日の帰り道、大丈夫かな」心配げな聖を後ろからそっと抱き締める。「大丈夫だろう。凍る前にここをでれば。あれでもタイヤはスタッドレスだ」聖の髪や首...全文を読む

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第14章 休暇最後の夜(2)

煉獄の恋

2014.01.14 (Tue)

 どさっと聖の重みでベッドが沈む。見上げると続いて神栖もベッドに膝から乗り上げ聖に覆いかぶさってきた。左手で聖の前髪をかき上げ、そのまま唇を唇で塞がれる。「っん」体重をかけて思い切り深く口づけられ、吐息までも奪うようなキスを贈られた。ふれあった舌を絡めあい、口腔内をくまなくとがらせた舌で探られ、また絡めた舌を吸われた。「んっ」息ができずに聖が身じろぐとゆっくりと神栖が唇を離し、舌で聖の唇を舐めた。「...全文を読む

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第14章 休暇最後の夜(3)

煉獄の恋

2014.01.14 (Tue)

 「はああっ…やあっ…」尻を高くあげ、シーツに頬をつけて、聖はもう何度目になるかわからない叫びをあげる。何度達したか、何度貫らぬいたかもわからない。身体は泥のように疲れて、思考は意味をなさない記号のようだ。強すぎる刺激は、すでに快楽なのかもわからない。「輝」後ろから聖の双丘を押し広げ、貫いている自分の全身も汗で光っていた。すでに、正常な思考が残っていないだろう野性の獣のような瞳が聖の白い背を見つめてい...全文を読む

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章の場所が違ってました

雑記

2014.01.14 (Tue)

 みなさま、こんばんは。3連休はいかがだったでしょうか。なんだか、まだ正月ぼけがぬけない水梨なみです。そう、一番のおおぼけは、第13章休暇をいれる場所を間違えてたことです。すみません。なぜか、平行線の恋の方に入ってました。直しましたので、読みやすくなっていると思います。ついでに、3話アップしました。もう少しでこちらも完結予定です。たくさんの方に読んでいただいているようで、嬉しいです。ありがとうございます...全文を読む

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第15章 愛の形

煉獄の恋

2014.01.15 (Wed)

 雛段型の講義室の真ん中で、聖は教授が誰かの論説について解説するのを聞くともなしに聴いていた。いつもであれば、熱心に耳を傾けているはずの講義もなぜかここ数日は耳を素通りしている。神栖とただ二人きりの休暇から戻ってきたのは、すでに3日前。日曜日だし泊っていけとの誘いを断り、直接自分の家まで送ってもらい、10日ぶりに部屋に帰ってきた。そして、月曜からいつも通り大学へ通う生活が戻ってきていた。違うのはここの...全文を読む

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第16章 吉井

煉獄の恋

2014.01.16 (Thu)

 「おはよう。逃げずに戻ってきてよかったよ」「って、休暇中も電話しなかった日はなかっただろう」朝、出社するなり皮肉気に吉井が告げた言葉に神栖はむっとした顔をする。確かに10日間の休暇中、吉井が連絡しなかった日はなかった。年度末が近く、仕事は山積みで、後回しにできないものがかなりあったせいだ。恨まれても仕方がないが、神栖は会社の代表なのだから割り切ってもらうしかない。「その割には、休んでリフレッシュしま...全文を読む

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第17章 会えないか?

煉獄の恋

2014.01.16 (Thu)

 社長室の扉の開く音に神栖は、顔を上げた。「神栖さん、まだ終わらないようなら何か買ってきましょうか」「澤村くん、まだいたのか」仕事の手を止め、神栖は社長室に入ってきた秘書を見た。「これは、私の仕事ですでに終業時間は過ぎているのだから、待たずに帰っていいっていっておいたはずだが」「わかってますが、神栖さんが働いているのにそうそう、早くは帰れません。今日は、吉井さんもいらっしゃらないし」溜息を殺して、神...全文を読む

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第17章 会えないか?(2)

煉獄の恋

2014.01.17 (Fri)

 ビールの缶を傾けて、喉に流し込む。風呂上がりの身体に冷たいビールが心地よい。リビングのローテーブルには、聖が入浴している間に、神栖が用意してくれたのだろう酒の肴が所狭しと並んでいた。それには手をつけず、冷蔵庫から取り出したビールをテーブルの前のソファに座って飲みながら、聖はここに来たことを神栖が喜んでくれてよかったと思った。仕事の邪魔をしたのではないかと、迷惑だったんじゃないかと心配していたのに、...全文を読む

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エピローグ

煉獄の恋

2014.01.19 (Sun)

 「ああぁ」満足げな吐息が聖の口から洩れ、神栖は傷つけないようにゆっくり自身を聖の中に差し挿れた。「はあぁぁぁ………」奥まで達すると悲鳴のような嬌声が響く。苦しげでないことだけ遠い意識で確認し、神栖はゆるりと腰を動かした。「お前のなかは柔らかくて熱い」入り口まで抜いて、再度奥まで入れると聖が絡みついてくる。聖の吐息は止むことなく、夜気を震わせた。「お前の中すごい……いい……」もう聖の身体に溺れて、自分でも...全文を読む

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終わりました

雑記

2014.01.19 (Sun)

 こんばんはー。やっと、煉獄の恋の改訂が終わりました。話はそう変わっていませんが、かなり視点を固定したので、読みやすくなっているのではないかと……だといいなあ。エピソードも若干削って、心理描写を足しました。よけい岸がかわいそうな感じになってしまいましたが。ごめんね。SSにどけちゃったエピソードをいれますね。こっちも書き直してからですが。さてさて、この後は、烈火の恋へと続くわけですが、こちらの書き直し。ち...全文を読む

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あらすじ

空の月を恋う

2014.01.26 (Sun)

 バーテンダーの広夢は、一年も片思いをしていた相手、黎二に二人っきりになった店内で告白をしたが、全く相手にされない。それでも広夢は積み重ねた想いを絶ち切れずにいた。ある晩、路地裏でチンピラに絡まれている黎二を見かけ、助けに飛び込むが、反撃されて意識を無くす。介抱してくれた黎二は、人嫌いの医者だった。人の気持ちがわからない欠陥人間に恋した広夢は、それでも黎二をあきらめないが……。...全文を読む

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空の月を恋う

2014.01.26 (Sun)

 鼓動が早くなり、体温が上がる。ひどく気分が舞いあがっていた。バーカウンターの中で机を拭きながら、この店のバーテンダーである加瀬広夢は目線を上げると、カウンターの一番端の席でグラスを傾ける男性の大きな手をうっとりと眺めた。趣味のいい音楽と居心地のよさを売りにしたバー『クロスロード』は新宿の繁華街から少し外れたところにある。ゲイが集う界隈であり、この店の客は圧倒的に男性が多い。彼らは憩いと癒しを求めて...全文を読む

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空の月を恋う

2014.01.26 (Sun)

 厨房からフロアに出てきた広夢は、カウンター席に座っている彼を認めて、目を瞠った。先週の告白から一週間が経っていた。もう来ないと思っていた。いきなりバーテンダーが告白するような店、気持ち悪くて来ないだろうと。動きにつられたように、彼は広夢に視線を流したものの表情一つ変えずに、酒の用意をする店長に視線を戻す。広夢も彼の視線を追うように店長の前川を見る。すらりとした姿勢、均整の取れた身体、優しげな顔に縁...全文を読む

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新作掲載開始

雑記

2014.01.26 (Sun)

 こんにちはー。あったかいと思いきや、なんだか風が強くなってきました。さて、新作をアップしました。「空の月を恋う」です。手に入らない人をなんだか、健気に見つめるだけの青年の話です。攻めが人嫌いで、感情がなくてイジワルなので、好き嫌いがわかれるキャラですが、楽しんでもらえるといいなあ。自分的には気に入った作品なんですが、攻の性格がいまいちで嫌いと思った方は回れ右でお願いします。性格悪い人に惚れたかわい...全文を読む

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空の月を恋う

2014.01.27 (Mon)

 意識は急速に上昇した。瞳を開けて何度か瞬くと、見慣れない白い天井が目に入った。ボタン型の蛍光灯も見えるが、まったく見覚えのない風景に、思考が混乱する。「ここどこ?」身体を起こそうと腹筋に力を入れて、あまりの痛みに、呻き声をあげて頭が元の位置に戻った。身体がシーツに沈み、ベッドに寝かされていることだけを認識した。俺どうしたんだっけ?あの人がいちゃもんつけられていて、それで、ああ――殴られたんだ。ゆっく...全文を読む

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4-1

空の月を恋う

2014.01.28 (Tue)

 「おはよ。若槻せんせ」病院の更衣室で自分のロッカーから白衣を出して、ふわりと羽織った黎二に声がかかる。しかし、声で誰かがわかった黎二は振り向きもせず、ロッカーを閉めて更衣室を出た。「おはようって言ってんだけど」廊下に出て歩く黎二の横に並んだ男を黎二は睨み返した。「ああ。おはよう」「よくできました。まったく挨拶は基本だよ」黎二と同じくらい背が高く、緑の手術着の上から白衣を羽織った男、峰庸介は、睨みつ...全文を読む

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4-2

空の月を恋う

2014.01.28 (Tue)

 「こんばんは」クロスロードに入ると広夢は、先に店に入っていた河野と前川にぺこりと頭を下げた。「加瀬くん」「広夢」床をモップで拭いていた店長の前川はモップを置いて、広夢に歩み寄る。厨房へ食材を運ぶ途中だった河野もそれを床に放ると駆け寄った。「大丈夫なのか、広夢」まだ、頬にも痣が残っていて、ガーゼを外せずにいるので、見るからに痛々しく見える。「大丈夫ですよ。見目が悪くて外せないだけです」ぽんと頭に手を...全文を読む

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4-3

空の月を恋う

2014.01.29 (Wed)

 大通り沿いの歩道を自転車を押して歩きながら、広夢は何度目かの溜息をついた。新宿駅へと続く国道は、ひっきりなしに車が通る。さすがに昼間の渋滞は日曜日のそれも深夜を回ったこの時間にはないが、それでも眠らない街には車が行きかう。車のヘッドライトが広夢の茶色の髪を金色に彩って通り過ぎていく。歩道にも終電に急ぐ人が駅へと早足にその歩を進める。広夢はその流れを妨げないように、駅から離れる方向へと自転車を押して...全文を読む

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5-1

空の月を恋う

2014.01.31 (Fri)

 「よう。若槻先生」食堂で豚カツを口に運んでいると、庸介に声をかけられた。黎二は顔を上げる。「月曜からお疲れっぽいな」断りもなく黎二の横の席にさっさと腰を下ろすと庸介は黎二の顔を下から伺った。「そんなことない」冷たく拒絶しても庸介はへこたれた風もない。「何年、付き合ってると思ってる?疲れているって顔してるぞ」それには黎二は言葉を返さなかった。疲れているわけはない。確かに寝たのは遅かったが、それはいつ...全文を読む

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プロフィール

水梨 なみ

Author:水梨 なみ
こんにちは。
水梨なみ(みずなし なみ)です。
BL大好きな物書きです。
いろいろ書き溜めたので、ここにアップしていくことにしました。
メンズラブ、ボーイズラブで、現代もの、ファンタジーといろいろです。
全て性描写を含みますので、そういうのが苦手な方、18歳未満の方は回れ右でお願いします。
それでもOK。大好物というかたはぜひ、水梨ワールドをを楽しんでいってくださると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

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