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この宇宙(そら)の果てまでも

確認 Kanon side ※

 ←すみません →終章
ベッドに座るように促されて、カノンは、恥ずかしくてたまらなかった。
いつも強引にことを進めるタキなのに、今日に限って、無言でタキの部屋に連れ込まれた。それもいつでも逃げられるだろう力加減で。
カノンの隣にタキが腰をおろし、ベッドのマットレスが沈む。肩を抱き寄せられて、唇を啄まれた。
それだけなのに、身体が熱を上げて、頭がぼうっとする。
タキに告白された言葉が頭を巡って、ひどく落ち着かない。
相棒としては最高の相手だと、人生かけるのにこれ以上の男はいないと思っていたけれど、タキが自分のことをそういう意味で好きだなんて思ってもみなかった。
肌を合わせていても、それはこの船に二人しかいないからだと思っていた。それに、自分がほかの人間とは交われないのを知っているからだと。
それなのに、タキはカノンに恋焦がれているという。
「タキ」
キスの合間に吐息で名を呼ぶと、ギュッと抱きしめられた。
シャツ越しの腕が熱くて、それだけでもタキが自分を欲していることがわかって、嬉しかった。
「カノン」
そっと、体重をかけられ、カノンは後ろに倒れこんだ。ぽすんと軽い音がする。
シャツの裾から大きな手のひらが滑り込んできて、それだけで息が上がった。わき腹をそっと撫で上げられ、背が反った。
「んっ」
「やっぱり痩せたな」
腰から脇、さらに腹の上を手のひらをゆっくりと這わせていたタキが呟く。
まさか、タキが心配で、さらに、長い休暇をタキが誰と過ごすか気になって食欲が出なかったなんて、さすがに口にだせずに、カノンはそっぽを向く。
「そうか?」
そっけなく告げたら、それが気に入らなかったのか、噛みつくようなキスが落ちてきた。
「はっ……んっ」
唇を食まれ、さらに、舌が口の中に滑り込んできて、口蓋も喉の奥まで舐められる。
「うっ……んっ」
苦しくてタキの胸を押してみるものの、角度を変えてますます深く貪られた。
「ああっん」
舌の上を舐められて、吐息混じりの声が漏れる。いつもより高めの声が恥ずかしくて、カノンは、身を捩った。
「絶対、痩せた。ここなんて骨が浮いている」
肋骨の上を指が滑っていき、赤く色づいた小さな突起に指が引っかかると腰が浮いた。
「やっ」
「カノン、可愛い」
触られていないのに立ち上がっていた胸の先に、タキの笑みがこぼれた。人差し指の腹で、胸を押したり、さすったり、円を描くように撫でられる。
「んっ。ああ……んっ」
息が上がって、さらに喉の奥から甘い声がとめられない。いつもより、熱が上がる速度が速い。タキの指の動きがダイレクトに腰へと響いて、甘く下半身が疼いた。
揺れる腰に、タキが自分の腰を押し付けてくる。
勃ち上がっているだろうカノン自身とタキの熱い塊がぶつかって、タキが感じているのを知るとともに、自分はますます昂ぶっていく。
「熱い」
無意識の呟きに、タキがカノンの服を剥いだ。あっという間に上半身は裸にされ、その合間にもタキの唇が舌が肌を這う。
「ああっ」
「あまいな、カノンは」
摘ままれて、ねじられて、赤く立ち上がった胸の先をべろりと舐められて、声をあげる。それにかぶせるようにうっとりとタキが呟いた。
いつもより敏感な肌は、ますます熱を上げて、ゆっくりと嬲るような愛撫は、刺激が弱くてじれったい。
「タキ。いやだ」
「何が?」
身体を起こして、眉間に皺を寄せたタキがカノンの瞳をとらえる。カノンもまっすぐタキを見つめ返す。
不機嫌そうなそれでいて、不安そうな光で瞳が揺れていた。
「俺はオンナじゃない」
身体を離したタキに、まっすぐそう告げるとカノンは少し身体を起こして、自分からタキに口づける。舌を伸ばし、タキの舌を舌先でつつく。
「優しくしなくていい。睦言も今はいらない。我慢したくないし、されたくもない」
唇をつけたまま囁くとタキが瞠目し、それから、にやりと笑った。
「好きだぜ、カノン」
カノンも口端を上げるだけの笑みを返して、手をタキのズボンへと伸ばす。
服を脱がしあって、それすらもどかしくて、カノンは口づけをやめられない。
「タキ」
吐息の合間にタキの名を呼べば、タキの指がカノン自身に絡んでやわやわと握られた。
ぞくぞくと背を走る快感に、カノンは声を上げる。
緩急つけて、自身を擦られると腰が浮いて、喘ぐしかできなくなる。
撫で上げられた太腿に当たるタキへと腕を伸ばし、タキ自身を指で絡め取った。
「……ああ。熱い……」
呟くとタキの動きが止まった。手を動かしたら、タキの口から熱い吐息が漏れる。
「夢……じゃねえよな」
手のひらで熱くてすべすべした感触と、上下するたびに息が上がるのが嬉しくて、カノンが夢中で、タキを愛撫しているとカノンの胸にむしゃぶりついていたタキが囁いた。
そういえば、自分からタキを触るのは初めてかもしれないとカノンは熱に浮かされたような頭で思う。
でも、それは、いつもそんな暇なくタキに貪られているからで、触りたくなかったわけではない。
「ああ。もうだめだ」
身体を起こすとタキはカノンの太腿に両手をかけて、ぐっと左右に押し開いた。
「我慢できない」
「まって、まだ」
手のひらからタキがするりと抜け出て、カノンは焦った声を上げた。まだ、何も準備がなされていないから後ろは入らない。
「カノン」
熱く名を呼ばれて、カノン自身がタキの口内に消える。
「ああっ。やあっ」
自身が熱くぬめるやわらかい口腔に包まれ、舌で唇で愛撫されて、カノンは嬌声を上げた。
タキの指はカノンの双球をたどり、さらに奥の秘められた蕾へと伸ばされる。
蕾の上を何度も指が行き来して、カノン自身から伝ったタキの唾液が指にも絡んだのか、蕾を濡らされるとたまらなかった。
「あっ……はぁっん……やっ」
指が蕾をふにふに押すたび、ほころんでひくつくのがわかって、カノンはますます追い詰められる。
自身の先からも蜜があふれているだろうに、タキはそれすらも舌で喉奥で舐めとって、カノンを高みへと追い立てる。
自分だけ達ってしまうのが嫌で、カノンは何度も首を横に振るが、タキは容赦なく、ほころんだ蕾へ指を潜らせ、口で舌でカノンを攻める。
「あ、だめだ。タキ、離してっ」
なじみの感覚が腰の後ろから背を上って頭がぼうっと白くなる。タキの腕を押すつもりが、両手でしがみつくように握ってしまい、カノンはタキの口中にそのまま放ってしまった。
後ろがぎゅっとタキの指を食い締める。
荒い息を吐きながら、カノンは顔の上に腕を置いた。一人で先走って、身体が昂ぶってしまったことが恥ずかしい。
「カノン」
柔らかく名を呼ばれて、カノンは左右に首を振った。腕に手をかけられても、それを拒む。
「大丈夫。まだ、終わらない」
耳にささやきを注ぎ込まれて、舌を耳の中に差し入れられた。ひくんと身体が跳ねる。達したばかりの身体にはどんな刺激も強く感じられた。
身じろぐ気配がし、タキの身体が一度離れる。
「あっ、やだ」
つたない声が出て、くすりと笑われた。腕が伸びてきてぐっと抱き寄せられる。タキの胸に頭を擦りつけて、カノンもタキの背を抱きしめた。
「可愛い」
何度も頭の上やこめかみに口づけをおとして、タキが囁く。こんなに甘い言葉を口にするやつだったろうかとカノンはぼんやりと思った。
腕がほどけるとさらに肌を唇で辿られて、しどけなく開いた両足の奥にねっとりと濡れた感触を覚える。綻んだ蕾はあっけなくタキの指を飲み込んで、カノンは焦った。
「タ、タキ」
「いいから、そのまま力を抜いてろ」
ぐるりと指で壁をたどられて、カノンはひくんと背を反らせた。久しぶりの感覚は、落ち着いたはずの官能に火をつける。体温がまた上がって、カノンは、首を横にふった。
「嫌か?」
覗き込むように瞳を向けられて、困った顔のタキをカノンは見返す。
そんなわけはない。ただ、あっけなく陥落していく自分が怖いだけだ。それも、いつもより強く感じて、思考が定まらなくて不安なだけ。
「ちがっ……あぁ」
壁をめくって奥へと入ってくる指にカノンは言葉が続けられなくなる。節ばった指が、カノンの中を蠢いて、背がぞくぞくした。
指はあっという間に増やされて、力の入らない身体はもうされるがままで、カノンは荒く息をつくか、声を上げるしかできない。
タキは指で後ろを慣らしつつ、胸に腹に口づけを落とす。それにも感じて、でも緩やかな感覚に我慢が出来なくなってきて、カノンはタキの名を呼んだ。
「タキ、もういい。もう……」
「欲しい?」
意地悪な質問をするタキの息も上がっている気がするのは気のせいだろう。こくこくと頷くとタキはぐっとカノンの両足を持ち上げるように広げ、のしかかってくる。
「カノン」
熱く囁かれて、一気に熱い塊が身体に押し入って、カノンは背をしならせた。口からは高く叫び声が上がる。
「カノン、カノン……」
浮かされたように名を呼ばれ、身体の奥の奥までその熱で貫かれる。内腿に食い込むタキの指にすら感じた。
タキの熱とその声にすら犯されて、これ以上ないほど、求められている気がする。
ぴったり奥まで入り込むとタキは、そのまま動き出した。退いては押され、その度に内壁がめくられて、カノンは甘い声をこぼす。身体の奥が熱くざわめいて、頭が白くなるほど気持ちが良くて、カノンはタキの背を抱き寄せた。
さらに深くまでタキに浸食されて、嬌声が闇を震わせる。
「タキ。いい……あぁぁっ」
何度も何度も奥を突かれ、身体をゆすられる。いままでは、こうやって抱かれているときだけ、タキを自分のものだと思ってた。タキには安らげる場所が別にあるんだということを忘れられた。だけど、タキもカノンを唯一無二だと、そう思っていたことがわかったからか、手のひらを滑るタキの滑らかで弾力のある肌も、自分を求める熱も何もかも自分のものだと実感した。この肌が、手が唇がほかに触れることはないのだと思ったら、愛しさがあふれて止まらない。
「カノン?」
怪訝そうな声に瞳を瞬くと目尻を涙が伝った。
「タキ。もっと」
心配そうな顔に微笑んで、先を促す。もっともっとタキが欲しかった。たくさんのうちの一人でないと信じさせてほしい。
「カノン。煽るなよ。責任とれない」
目尻を伝う涙を唇で吸われて、焦ったようなタキの声にさらに熱がこもったのも気のせいじゃないと思いたい。
タキの目を見据えたまま微笑むとタキが舌打ちをした。
「明日の当番は全部、代わってやる」
怒ったような声を出したタキは、さらに動きを速めた。奥の奥まで突かれて、ゆすられて、もう何がなんだかわからない快楽に突き落とされて、カノンは息を吐く。
溶けてしまいそうな快感と、自分のものではない熱に包まれて、思考は白く霞んだ。
「あっ……はぁっ……ぁあ」
タキの腹に擦りつけられるカノン自身も蜜を滴らせ、膨らんではじける。
同時に身体の奥に叩きつけられるタキの熱を覚えて、カノンはうっすらと微笑んだ。
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