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奇跡の刻

憧れ

 ←あらすじ →再会は突然に
空調の効き過ぎた講堂の中は、ざわめきに満ちていた。潮騒のように、寄せてはかえす音が高い天井に反射する。
夏休みの浮かれた気分がここかしこに現れているのに、妙な緊張感をはらんだ雰囲気の中、久しぶりだからなのか、講堂のあちらこちらでは、数人の学生が固まっておしゃべりに興じていた。見知った顔も幾人か見えたが、そちらに声をかけるでもなく、高郡聖(たかごおり せい)は大学講堂の真ん中あたりの席に一人で座っていた。
ダークグレーのスーツを身に着けているが、着慣れないためか、なんとなく窮屈な気がする。
聖は、長い足を組み、左手で落ちてくる前髪をかき上げて、渡されたパンフレットを目で追う。白い肌に長い睫がふっさりと被り、端正な顔に影を落とした。
時間が経つにつれ、講堂に入ってくる学生や教員の数が増えているのだろう、席はかなり埋まり始めていた。会話を交わす人々のざわめきが高い天井にこだまして、空気が震えている。
だが、それを気にも止めずに聖は、手にしたパンフレットを凝視していた。表紙に『経済学部主催 第三十二回夏季講演会『日本の企業戦略の展望』』という標題が、大きな字で印字されているものだ。
毎年、夏休みに企画される経済学部恒例の講演会は、各界から著名人達を招き行われていた。さすがに日本の最高峰といわれる東都大学だけあって、講演会での演者の質は高く、毎回、多くの聴衆で賑わう。
東都大経済学部の三年生である聖もこの講演会は毎年欠かさず出席していた。だが、今年は聖にとって特別だった。聖の所属するゼミの教授が実行委員の一人で、必ずこの講演会には出席するように通達が来ていたことも事実だが、それがなくても聖は参加していただろう。
パンフレットを開き、最後に書かれた特別講演の欄を聖は眺めた。
『神栖輝(くるす じん)創生テクノロジー株式会社 代表取締役社長』
自身でIT関連のベンチャー企業立ち上げ、奇抜なアイデアと高い技術力で、日本でも有数の会社に成長させた二十七歳の若き社長。最近、マスコミでも取り上げられている彼の名は、経済学部の学生の間で知らない者はいない。
神栖もまたこの大学の卒業生で聖と同じゼミ出身だ。しかし、彼が大学に出入りすることはほとんどなく、講演が拝聴できる機会などそうめったになかった。
パンフレットに記載された神栖の経歴の欄を目にして、聖は驚きに目を瞠る。
『東都大学卒業。アメリカのビジネススクールでMBAを取得。大学在学中に起業した創生テクノロジー株式会社の代表取締役社長。公認会計士』
聖が目指している道で成功を収め、今もなおその道を突き進んでいる人物。
こういう人って本当にいるんだとため息が漏れた。
聖自身、起業するかはともかくとして、今年、公認会計士の資格の試験を受け、卒業後、アメリカでMBAを取得したら、ITか大手電機会社で自分の力を試してみたいと思っている。
すでにそれを体現した人物は果たしてどんな人なのだろうか。
噂だけは何度も耳にした。教授が自慢していたのも聞いている。その人に実際に会えて、話を聞く機会に恵まれるとは。期待に高まる心中に聖の口元にうっすらと笑みが上る。
どんな人かとの期待に喚起されるように、何度も略歴に目を走らせる。
「神栖輝」
口の中でその名を呟くと同時にふっと灯りが落ちた。講堂内は薄闇に包まれ、壇上だけにライトがともり、聖は顔を上げた。
学長が壇上に見え、お決まりの挨拶と会の趣旨を述べるのを聖はほとんど聞いていなかった。ただただ、期待に緊張感が高まる。
拍手が講堂内に鳴り響き、壇上後ろのスクリーンにプロジェクターのライトが点灯すると、拍手は更に大きくなり、空調で冷えた空気を揺らした。
聖はわれ知らずにごくりと唾をのみこみ、白い喉が大きく上下した。
名を呼ばれて壇上にゆっくり上がった神栖輝は、先に壇上にいた聖のゼミの教授の横に並ぶように立った。その姿に聖は驚く。
仕立ての良いダークスーツがこれほどまでに似合う男もいないだろう。すらりと高い身長、痩せて見えるが、脆弱な感じはまるでない。広い肩幅や胸板からも鍛えていることがわかる。
自分を紹介する教授の声に苦笑いさえ浮かべながら立つその姿は、とても大きく見えた。教授が小柄なことを差し引いても、神栖は上背がある。長めの黒髪に縁取られた面長な顔が印象的な整った容貌の男だ。
その証拠に神栖が壇上に現れると会場の各所からため息が漏れた。
端正な男らしい相貌にも感心したが、それより、聖は他者の目を引きつけて離さないだろう力のある鋭い瞳に引きつけられる。何もかもを見透かしてしまうような魅惑的な瞳を聖は思わずじっと見つめてしまった。
格好良いと思う。自分でも陳腐な感想だと思ったが、男の自分からみてもそうとしか表現しようのない容姿を神栖は持っていた。四肢の長い見栄えのいい身体を取り巻く強烈な雰囲気、切れ長の目が整った顔から甘さをそぎ落とし、それがまた妙に魅力的だ。
それに、「若い」と、心の中で聖は呟いた。
年齢を聞いていてさえ、もっと年配な感じを想像していた聖は、壇上で教授の紹介に礼を述べる神栖から瞳を引き剥がすことができない。
「現在、日本企業取り巻く現状は、様々な問題をはらんでいます」
壇上で、最初のスライドを表示させながら、話始めた神栖の低く甘い声、目線の使い方に色気すら感じて聖の鼓動は早さを増す。
一瞬、流された視線が自分を見たような気がしてぎくりと背が伸びる。ありえないことはわかっていても、視線があったような気がする度に鼓動が跳ね上がった。
群集心理だ、落ちつけと、自分に言い聞かせる。こんな大勢の人がいるのだ。壇上からは個々は見分けられるはずもない。大体、相手は自分を知らないのだ。
それでも、目が離せない。
「こちらの図をご覧ください。各国の業種別企業におけるネットワーク整備にかける予算の推移を示しております。情報基盤の整備が会社の発展の一因となっていることはまぎれもない事実です」
壇上で手振りをつけて滔々と語る神栖を聖は息をつめて見つめた。
「すごい」と心の中で呟く。
「こんなにうまいプレゼンを聞いたことがない……」
飽きさせないプレゼンに引きこまれる。何も見落としたくなくて、聖は瞳をこらした。さすがにこの年で会社を率いているだけあって、手の動きから口調まですべて魅せ方を心得ているのだろう。それでも、頭でわかっていても実践できる人間がどれだけいるというのだろうか。
聴衆は神栖の少し乱暴ではある理論展開に魅せられ、同意し、そして、賞賛した。
のまれるような講演で、居眠りしている者は誰一人おらず、四十五分からなる講演は、あっという間に終了する。
会場は割れんばかりの拍手に包まれる。立ちあがり、拍手をする者も大勢いた。
あまりの超人ぶりに聖は言葉もない。見開き過ぎた瞳が乾燥してしばしばする。手を叩きながら、瞼を何度も開け閉めするとじわりと涙が滲んだ。
瞬きするのも忘れていたことに気付いて、聖は思わず口端を持ち上げた。こんなに夢中で誰かの話を聞いたことはいつ以来だっただろうか。
理論は完璧で打ち壊す気にもならなかった。
このとき、すでに神栖が聖の心に棲みついたとしても誰も彼を責められないだろう。
神栖輝は、鮮烈にその印象を聖に刻み込み、そして――
彼に対する聖の想いは、本人も気づかないうちにここで始まった。

「高郡くん、ちょっと」
講演会後の懇親会の席で、同級生が熱く語る講演の感想などをグラス片手に聞いていた聖は、近づいてきたゼミの教授に呼ばれた。
「はい」
返事をして、同級生の話の輪から外れ、歩きだす教授に付き従う。
「せっかくだから、君に今日の演者を紹介しておくよ。知っているかもしれないが、彼はうちゼミの出身なんだよ」
ちょっとぽっちゃりした優しそうな教授は、歩きながらそう告げた。いつもにこにこして、人当たりのいいことで知られている教授ではあるが、今日はさらに機嫌がいいようだ。教授の向う先が、神栖のもとだと知って、聖の胸がざわざわと音を立てる。
まだ、心の奥底に彼のプレゼンの感動が渦巻いている。瞳を閉じれば、話をする神栖の姿が瞼の裏に浮かぶほどだ。
教授は聖と連れ立って、前方に見える大勢の人の輪に向かった。聖は脈拍がまた早くなるのを感じ、手のひらを握ったり閉じたりする。緊張のせいか手に汗をかいていた。
彼と話ができるかもしれないと思うだけで、足もとが心許ない。ちゃんと床を踏んでいるかどうかも分からなかった。教授と並んで歩きながら、心の中で言葉にならない思いがくるくると回る。
「なかなか、彼にこの講演を了承させるのは大変でね。でも、引き受けてもらって本当によかったよ。高郡くんはどう思う?」
上機嫌の教授の質問に、考える間もなく聖は口を開いていた。
「すばらしい講演でした。理論も洞察も斬新で筋が通っていましたし」
聖が手放しで称賛するのを聞いて、教授は嬉しそうに目を細めた。
「そうだろう。彼は、在学中からなんともユニークな学生だったよ」
教授はますます嬉しそうに相好をくずした。
聖は自分でも驚いていた。もともとあまり感情の起伏が大きくないことは自分でも自覚がある。友人からも「おまえっていつも落ちついているよな」などとからかわれるほどだ。それなのに、今日の自分はどうしてしまったのだろう。
神栖のことに関してだけ、思い出すたびに胸が高鳴り、彼を称賛する言葉を聴くと自分のことのように嬉しい。
ほんとにおかしい……。
自分の心の動きがいつもと違って聖は戸惑いを隠せない。心の中で葛藤を続ける聖をひきつれて、教授はまっすぐに人垣に近寄った。
「ちょっと失礼するよ」
教授の声に道が開けた。聖も後に続く。
「神栖くん、紹介するよ」
人垣をつくる人々と如才なく話をしていた神栖に教授は声をかけた。一歩下がった位置で聖は立ち止まる。自分の胸の鼓動がうるさい。耳の中でどくどくと音がする。教授の頭の向こうに神栖が見えた。
「これは、滝川教授」
神栖が軽く頭を下げた。神栖の前に立っていた人が場所を譲ると神栖は一歩前に移動する。
「今日は本当にありがとう。いいプレゼンだった」
差しだされた右手を握り返しながら、滝川教授は満面の笑みで賞賛を贈る。
「教授に褒められると怖いですよ」
神栖は朗らかに笑った。笑うと印象ががらりと変わった。鋭い瞳のせいで甘さの欠片もなかった顔がひどく男らしく華やかに見え、聖の鼓動が一度、大きく脈打った。
「何を言うかね。君は在学中からずば抜けて優秀だった。君の提出したレポートはあまりに斬新で評価に苦労したよ」
教授の答えに神栖は困ったように笑う。昔話は勘弁してくれという顔だ。
それに満足気に笑いかけて、教授は連れの聖の方を見た。
「神栖くん、紹介させてくれ。うちのゼミの高郡くんだ。在学中の君と張るくらいの優秀な学生だ」
「高郡聖です」
すっと前に出て聖は頭を下げる。顔を上げて聖は相手の背の高さに再度、驚いた。
聖も小柄なほうではない。百七十四センチはあるが、神栖はさらに頭一つほど高かった。優に百八十センチ代後半を超えているだろう。
聖はわからないようにそっと息を吐いた。目が離せなかった鋭い眼光は今はなりをひそめて、神栖は落ちついた紳士的な雰囲気を纏っている。早まる脈拍に、真っすぐに聖は神栖を見られなかった。微妙に視線を彼の口元に落す。
「教授はこう見えてしごきだから大変だろう」
見つめていた唇が動き、神栖は挨拶も抜きに軽口を叩いた。
「神栖くん、それは酷いじゃないか。研究が仕事なのだから、甘い論述をしないよう指導しているだけだ」
周りがどっと沸いた。彼の在学中の様子を知っている人が多いのかも知れない。
どんな学生だったんだろうと、愛想よく笑う神栖を見ながら聖は思い、同時に悔しさを覚える。その時に一緒にいられなかったことが残念でならなかった。この人と肩を並べたら、どんな世界が見えるんだろう。共に学んで成長していけたら……。ありもしない夢想に聖は内心溜息をついた。
「それにね。高郡くんは、鋭い意見を述べるからね。しごきがいがあるんだ」
「見込まれると余計、厳しいのが、滝川ゼミでしたっけ」
教授が自分を褒め、それに軽く応答する神栖の声を意識の外で聞く。
「そりゃあそうだろう。こんなこと言っちゃいけないんだが、やる気のないものを指導するのは時間の無駄だ。君のところもそうだろうに」
滝川教授の苦い言葉に神栖は声を立てて笑った。
「もっともです」
二人の会話に耳を傾けながら、聖は話の切れ目を探していた。先ほどの講演に対し質問をしたかったのだ。講演会の場では時間がなくて訊けなかった。それをいま問うてみたかった。直接、答えが聞ける機会なんてもうないに違いないだろう。
「あの……」
「社長」
聖の発した声は、神栖の肩の後ろからかかった声にかき消された。神栖と同じくらい背の高い男性が神栖に近付くと肩を手で軽く叩くのが見える。
「ああ。なんだ?」
神栖が振り返るとその男は何事かを神栖に耳打ちした。
同じ会社の人だろうか。やけに親しげな様子に聖は開きかけていた口を閉じた。二人をそっと見つめる。
男の言葉に神栖は頷き返し、持っていたグラスを脇のテーブルに置くと、姿勢を正し、すっと教授に右手を差し出す。
「教授、本日はありがとうございました。時間になってしまったようです。途中で退座して申し訳ありません」
教授は握手を受けて、腕時計を見た。
「もうそんな時間か。無理を言ってすまなかったな。今日はありがとう。また、時間があったらいつでも顔を出してくれ」
「喜んで」
再度、神栖は頭を下げると、くるりと踵を返して背を向ける。
あ、と思ったがすでに遅い。引きとめることもできずに聖はその後ろ姿を見送った。
自分を呼びにきた男と連れ立って、何かを話しながら、懇親会の会場を後にしていく神栖の背を何をする術も持たず、聖は見つめたまま立ちつくした。
会話の一つもできなかった……。
落胆する気持ちで、あっという間に目の前から去ってしまった人から視線を外すことすらできず、聖はその後ろ姿をただ見ることしかできなかった。

同じゼミ仲間のところに戻ると聖は、待ちかまえていた仲間達にうらやましそうに声をかけられた。
「すげえな」
「何、話したんだ?」
「質問があったんだろう?」
いきなり囲まれて、興奮気味に立て続けに尋ねられて、聖は苦く笑う。
「挨拶しただけさ。何も話せなかったし」
そう、挨拶だけだと思って、ひどくがっかりした。今日の自分の気分は、浮いたり沈んだりしている。滅多にない感情の起伏に聖自身、振り回され、戸惑っていた。
「だよな。凄すぎて、現実味ないよな。何を言っていいかわからないしさ」
「そうそう、先輩だって言うけど、親近感ないよね」
聖の答えをやっぱりといった感じで聞いたのだろう、皆それぞれに感想を口にする。
「そうだよな。先輩たって、もう会うこともないだろうし」
高井が笑う。
「そうだな」
それに苦笑いで応えながら、聖は呟いた。
確かにもう会うことはないだろう。こんな機会は二度とない。その事実になんとはなしに心が沈み、話をしてみたかったとそっと心で呟く。
「でもさ、なんだっけ」
言いながら、手にしていたパンフレットを友人が開く。
「そうそう、創生コーポレーション?この会社に就職すれば会えるよね」
「相手、社長だぜ。ベンチャーとはいえ、あの会社すでにでかいし」
聖はそっちのけで、同級生の会話は進む。
「そうかあ。やっぱり無理だよね」
仲間の『無理』という言葉が、心に突き立った。無理なのはわかっているが、言葉にされると、その重みをじかに感じる。
挨拶をしたけど彼の視線は自分の上で止まらなかったことを思い出す。質問もあったし、話もしてみたかった。でも、彼女が言うように無理だ。道は二度と交差しない。
ツキンと胸の奥底が音を立てて、痛みに聖は胸に手を当てた。
何だ?
掴む前に霧散した感情に聖は一瞬とらわれかける。散ってしまった感情の残像を必死に元に戻そうとした。だが、それは掴む前に形を為さなくなってしまう。
「でも、カッコよかったよね。見た目も俳優みたいだし」
深いもの思いに沈みそうになったところに、同じゼミの女子達のやけに華やいだセリフが聞こえ、聖は我に返った。慌てて、聖は周りの会話に意識を戻す。
「背も高いし。滝川先生と並ぶと大人と子供みたいで笑っちゃった」
「だよね。ちょっと怖い感じがいいよね。大人って感じだよね」
すっかりアイドルを語る女子学生な口調に聖は口端を上げた。ここまでではないが、同じような感想を自分が持ったことがおかしい。
「おいおい、俺たちは?」
女子の盛り上がりっぷりに高井が口を尖らせた。
「あんた達はお子ちゃま」
一言で切って捨てられて、高井が沈んだ。どっとみんなが笑う。
コンサートのあとのミュージシャンを語っているみたいだ。
皆が騒ぐのを聞きながら、聖はそんなことを思い、現実味のない憧れに一人、微笑った。
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